不妊治療記録

高FSH 低AMH 奇跡的にカウフマン中妊娠するも流産。そんな私の不妊治療日記です。

たまに「無」に

不妊治療あるある、というわけではないんですが、なんとなく思うことを。

・もし子供ができなかったら

これ、考えて治療に期限を、とかいいますよね。

でも考えてみると、どうしても気持ちが暗くなるんです。

繁殖というのは、遺伝子を残すことなわけで。人間は遺伝子の船なわけですから、それに乗れないとしたら自分は「エラー」なのだろうか、なんてことを考えてしまいます。

となると二人でハッピーという方向にはなかなか気持ちが向きません。

 

・子供ができて、やっていけるのか

これ、子供関係の問題を見たり、娘が彼氏を連れてきて云々とか、ママトモ関係の話とかを見たり聞いたりすると出てきます。

妊娠したい、子供が欲しい、だから不妊治療をしているわけですが、たまにこういうことを考えて不安になったりもするんですよね。私だけでしょうか。

結果がなかなか出ていなかったりすると、こんなことを考えて立ち止まってしまうこともあります。

 

・何歳まで、やるのか

今、物凄く若いママもいれば、逆にそうではないママもいますよね。

それはよくわかっているんですが、ママトモの話だとか、育児とか、あれこれ考えていると不妊治療で足踏みをしている自分がなんだか取り残されているような感じでたまにどうしていいのかわからなくなります。

子供がいる未来を想像してみたり、うまく想像できなくて不安になったり、「何かを失わなければ何かをえられないのだろうか」と考えて怖くなったり、理不尽だと感じて腹を立てたり、そんなことを繰り返しながら少しずつ感情の触れ幅が小さくなっていくような気もします。

 

実際、不妊治療してると、期待して、落とされて、が大きいんですよね。

だから、そうやって触れ幅が小さくなっていく事で、少しずつ耐えられるようになっていくのかな、なんて思ったりもします。

 

ただ、やっぱり諦めたくはない。

けれど、考えたくないし、考えないでいると怖い。

そんな状況に疲れると、たまに「無」になるんですよね。

 

治療をしていると、自分の存在意義について考えてしまうことが多いです。